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加治 芳行; 菊地 賢司; Penkalla, H. J.*
Proceedings of the 7th International Conference on Creep and Fatigue at Elevated Temperatures (CREEP7), p.179 - 183, 2001/06
700、800及び850でのアロイ800Hのクリープ構成式を開発した。この構成式では、非弾性ひずみ速度をNorton-Bailey型の流れ則の形で表し、種々の負荷条件での変形中の硬化は、背応力と抗応力に分けられる内部応力によって引き起こされるとしている。背応力はクリープ抵抗の保存力を表し、一方抗応力は粒界滑り、拡散及び転位と析出物の相互作用のような内部構造での全ての消失部を含んでいる。パラメータは、各温度での定荷重条件下でのクリープ変形特性から決定した。各温度でのクリープ試験において、この構成式による変形解析結果と実験結果はよく一致した。
高村 三郎; 小桧山 守*
日本金属学会会報, 29(6), p.422 - 429, 1990/06
低温で中性子照射したAl、Cu、Ag合金について内部摩擦、弾性率測定を行い、外国で行われた内部摩擦、超音波吸収実験と比較した。また複合体の構造計算と比較して、溶質原子の大きさが溶媒原子より大きい場合と小さい場合に別けて調べ、Al合金ではアンダーサイズの溶質原子の時にはミックスダンベル型、オーバーサイズでは単一格子間原子-溶質原子複合体をもつと考えた。Cu,Ag合金では、複雑な複合体構造をもつと考えた。
高村 三郎; 有賀 武夫; 小桧山 守*; 仲田 清智*
Journal of Physics; Condensed Matter, 1, p.4527 - 4533, 1989/00
被引用回数:3 パーセンタイル:23.72(Physics, Condensed Matter)分子動力学計算によって、照射によって生成した格子間原子と溶質原子の複合体の構造や結合エネルギーについて調べた。溶質原子の原子サイズが溶媒原子のそれより小さいアンダーサイズの時には、複合体の構造は混合亜鈴型になる。溶質原子の原子サイズを小さくすると結合エネルギーは大きくなり安定になる。原子サイズと結合エネルギーとの関連や移動過程について議論した。
小桧山 守*; 高村 三郎; 仲田 清智*
Physica Status Solidi (A), 108, p.219 - 224, 1988/09
被引用回数:1 パーセンタイル:12.27(Materials Science, Multidisciplinary)照射によって生成する点欠陥は溶質原子と結合して複合体を作る。格子間原子-溶質原子複合体の挙動は照射誘起析出等の問題に関連して重要である。これは溶質原子が格子間原子と一緒に動いてシンクで集合し合金本来の組織と異なった材料に変わってしまうからである。本研究では複合体の構造を調べるために単結晶合金から2結晶方位の試料を作製し、単純な点欠陥を生成するため電子線照射を行った。
高村 三郎; 小桧山 守*
Phys.Status Solidi A, 94, p.595 - 600, 1986/00
被引用回数:1 パーセンタイル:15.25(Materials Science, Multidisciplinary)低温照射した純金属を加工すると、照射欠陥の回復過程が未加工材に比べて変化するが、これは運動転位による点欠陥の再配列が起こるためであった。合金においての点欠陥-溶質原子複合体に対する運動転位の効果を知るために内部摩擦の緩和ピークの挙動を調べた。僅かな加工によって複合体の緩和ピークは大きく変化するが、運動転位により複合体の構造が変化したものと考えられる。
高村 三郎; 小桧山 守*
Phys.Status Solidi A, 95, p.165 - 172, 1986/00
被引用回数:7 パーセンタイル:45.34(Materials Science, Multidisciplinary)低温で加工した希薄合金の電気抵抗回復曲線と弾性率測定を行い、加工によって生成した点欠陥の回復過程を調べた。アルミ合金では合金の種類によって、ステージIIだけに起こる硬化とステージII,IIIの温度範囲で硬化が生ずるものとがある。これらは空孔-溶質原子複合体、空孔集合体-溶質原子複合体によるものとして議論した。
小桧山 守*; 高村 三郎
Phys.Status Solidi A, 90, p.253 - 276, 1985/00
被引用回数:7 パーセンタイル:44.9(Materials Science, Multidisciplinary)極低温で各種銅、銀希薄合金を高速中性子照射し、内部摩擦および電気抵抗測定を行い、各温度に焼鈍したことによる内部摩擦スペクトルの成長消滅を調べ、電気抵抗の回復挙動と比較を行った。格子間原子-溶質原子複合体は2~3の成分から成り、それそれの移動温度を知ることが出来た。各合金の複合体の特性について議論した。
高村 三郎; 小桧山 守*
Radiat.Eff., 91, p.21 - 38, 1985/00
極低温で各種アルミ希薄合金を高速中性子照射し、内部摩擦及び弾性率を測定した。各合金の内部摩擦のスペクトルはいろいろな焼鈍温度で成長消滅する。これを調べることにより格子間原子-溶質原子複合体には2~3の成分があり、それぞれの移動温度を知ることが出来る。溶質原子がPb,Si,Zn,Inなどのとき、内部摩擦スペクトルは極めて類似しており、複合体の構造も似ていることを示している。一方溶質原子がMu,Fe,Cu,Mgではそれぞれに特徴的なスペクトルをもつ、複合体の構造は異なっている。各合金の複合体の特性について議論した。
高村 三郎; 小桧山 守*
Radiat.Eff., 81, p.243 - 253, 1984/00
Al-Mg希薄合金の単結晶を低温で高速中性子照射し、内部摩擦、弾性率、電気抵抗測定を行い、格子間原子-マグネシウム原子複合体の回復過程や対称性について調べた。複合体は130Kと160Kの2つの温度で消滅する2種類があり、前者は111対称性をもっている。オーバーサイズの溶質原子であるが、計算の予想とは異なった結果が得られた。
高村 三郎; 小桧山 守*
Radiat.Eff., 81, p.231 - 242, 1984/00
クロム単結晶を低温で高速中性子照射し、内部摩擦、弾性率、電気抵抗測定を行い、点欠陥の回復過程、対称性について調べた。この3つの測定手段を用いることにより格子間原子の自由運動は35Kで起こることがわかった。しかし格子間原子の回転運動は見られなかった。また、43Kで見られた大きな回復ステージは複格子間原子によって起こると思われ、緩和強度と対称性を求めた。
水林 博; 奥田 重雄
Radiat.Eff., 21(3), p.185 - 191, 1974/03
転位弦の中点が点欠陥により釘付けされた時の転位の弾性率および内耗への寄与の変化を転位弦の長さおよび釘付け点の性質をパラメーターとして計算した。さらに、各場合における転位弦の変位モードを計算した。